<small>ポプラディアプラス 地球環境(全3巻)</small><br>1 環境問題のいま<br>2 持続可能な未来<br>3 学習資料集・索引
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学校図書館向け

ポプラディアプラス 地球環境(全3巻)
1 環境問題のいま
2 持続可能な未来
3 学習資料集・索引

発行日
2024年4月
出版社
ポプラ社

監修
江守正多(東京大学未来ビジョン研究センター教授、国立環境研究所地球システム領域上級主席研究員)
安田陽(日本風力エネルギー学会理事、日本太陽エネルギー学会理事)
松藤敏彦(北海道大学名誉教授)
渡辺恭平(神奈川県立生命の星・地球博物館主任学芸員)
下川哲(早稲田大学准教授)

編集のポイント

 「地球温暖化」、「資源の枯渇」、「森林破壊」、「生物多様性の喪失」、「食品ロス」……日々ニュースで報道され、だれもがなんとなく知ったつもりになっている環境問題。でも、これらの問題について「それって本当なの?」とか、「どうしてそうなるの?」といった疑問をもっている人も少なくないのではないでしょうか。『ポプラディアプラス 地球環境』(全3巻)の制作に当たっては、各国際機関が出している資料を読み解き、各分野の専門家の先生方のご知見をお借りしながら、そうした疑問にひとつひとつ答え、環境問題に関連する知識や情報の基礎資料となることを心がけました。
 全体は、1巻が環境問題の現状、2巻がそれに対して世界中でおこなわれている対策の紹介で、3巻はくわしい統計データ、歴史、国際条約や日本の法律の内容など、地球環境にかかわるさまざまな資料を集めた学習資料集という構成です。
 各テーマに興味をもってもらうために、環境問題についてみんなが抱いているであろう多くの疑問を見出しに立て、ひとつずつ答えていくつくりとしました。さらに、図解によってしくみを解説し、具体的な事例の写真を掲載し、数値の変化をグラフで見せる……というように、文章をわかりやすくまとめるだけでなく、いろいろなタイプの資料を効果的に組み合わせて編集してあります。
 また、地球環境が水、土、大気、生物、人間の活動といった多くの要素の複雑な関係性によって成り立っていることをふまえ、関連の深いページどうしは相互参照しやすくしてある点も大きな特徴で、全巻を通して、環境問題について「なんとなく」の一歩先の理解ができる内容となっています。