ラストで君は「まさか!」と言う<br>学校の怪談

児童向け

読み物

ラストで君は「まさか!」と言う
学校の怪談

発行日
2024年7月
出版社
PHP研究所

編集のポイント

大人気シリーズ『ラストで君は「まさか!」と言う』の第33弾です。今回のテーマは「学校の怪談」。皆さんも子どものころ、通っていた学校にまつわる怪談話で、友だちと盛り上がった経験があるのではないでしょうか。でも不思議に思いませんか? なぜ大勢の子どもたちが通う学校にそもそも怖い怪談が生まれるのだろうかと。明るい声が響く校舎には怖い話など生まれそうな気がしませんよね。では放課後の学校はどうでしょうか? ガランとした教室、暗い階段の踊り場や長い廊下……。想像をめぐらしただけで日中とは真逆の雰囲気がただよいます。昔から多くの怪談が生まれ、語り継がれている理由はなんなのでしょうか。この本の中にも学校にまつわる怖い話がたくさん収録されています。解体寸前の旧校舎の教室から聞こえる少女の声とは? 美術室の石膏像が引き起こす、底知れぬ恐怖とは? 消えては現れる、不思議な少女の正体は? 背筋がゾクッとする結末をあなたの目で確かめてください。
装丁には不穏な表情で階段を上る男の子が描かれています。テーマの「怪談」と「階段」をかけたのですが、気がついていただけたでしょうか。